調剤併設型ドラッグストアとして「かかりつけ薬局」を目指す

 社会の急速な高齢化、医薬分業の推進などを背景に、ドラッグストア業界は今、かつてないほどの大きな転換期を迎えている。人々の健康に対する関心もますます高まり、セルフメディケーションという言葉が定着しはじめている現状からも、ドラッグストアが果たすべき役割がより重要度を増すことは間違いない。特に地域医療との関わりという観点から見れば、これからはドラッグストアにおける調剤機能は必須と言えるだろう。
 そんななか、創業以来、保険薬局の認可を受け、処方箋に対応できる「全店調剤併設型ドラッグストア」として地域に密着した店舗展開を進めているのが、スギ薬局である。東海地方を中心に関東・関西地区などへも店舗網を拡げており、現在372店舗、調剤実績店舗数は全国第1位を誇っている。まさしく、調剤チェーンでは業界のリーディングカンパニーと言えよう。しかも、年中無休・夜10時まで営業という経営方針で、地域のお客様の立場に立った運営を徹底している点も特筆にあたる。目指すところはもちろん、地域の人々にとって最も身近で、気軽に相談できる「かかりつけ薬局」となることだ。
 様々なドラッグチェーンが急激な店舗拡大を進めるなか、スギ薬局の出店ペースも加速度を増している。しかし、それは単なる店舗数の拡大を求めたものでは決してなく、創業当時からの原点である「地域密着・お客様第一主義」という理念と、「調剤併設型」という明確なコンセプトに沿って進められており、その姿勢が人々の心をしっかりととらえ、スギ薬局への評価と信頼がどんどん高まりを見せている。

2012年度には100店舗を
クリーンルーム設置へ

スギ薬局は、地域に密着した店舗展開を目指す中、約10店舗に1店舗の割合で在宅医療拠点店舗を開設。2007年7月末現在、31店舗において、699名の患者様に在宅医療向け調剤を実施しており、2012年度には100店舗にクリーンルームを設置し、24時間営業を目指している。

年中無休で
看取りまでサポート

夜間や土日祝日を問わず調剤が可能なスギ薬局だからこそ、患者様の容態が急変したときにも対応することが出来る。また、充実した設備と技術により、麻薬や抗ガン剤の投与から看取りまでをサポートしている。

TPNから末梢静脈点滴、
麻薬や抗ガン剤等にも対応

クリーンルーム・クリーンベンチを完備し、TPNや末梢静脈点滴・経腸栄養法等に対応できるほか、麻薬・抗ガん剤にも対応。医師の指示に基づいて調剤・調製を行い、患者様のご自宅まで訪問して、薬剤の供給・説明を行っている。また、介護付有料老人ホームや高齢者住宅、グループホーム等では、お薬カレンダーを利用することでお薬の管理負担を軽減するとともに、重複投与や誤投与を未然に防ぐよう努めている。

チーム医療の一員として

スギ薬局では、平成19年4月1日付で組織改編を行い、医療事業本部と同本部下に地域医療連携室を新設し、連携強化に向けた取り組みを強化している。また、スギ薬局の薬剤師はチーム医療の一員となるべく日々精進するとともに、地域毎の医療チームで開催されるカンファレンスにも積極的に参加している。さらに医師・看護師・介護支援専門員(ケアマネージャー)・介護スタッフ等の皆様と患者様の情報を共有し、体調管理はもとより、不必要な薬を服用していないか、副作用は出ていないか等のADLチェックを実施するなど、QOLの向上に貢献する薬を常に考え、医療チームの皆様に提案をしているのである。