体温の極限値

大気が不安定な日が続いていますね。気温の変化にうまく対応できず、体調を崩された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、みなさんは熱っぽいと感じた時、まず体温計で体温を測ると思いますが、体温計は何度まで測れるかご存知ですか?

実は、体温計で測れるのは、42度までになっています。これは、人間が42度を越えると死んでしまうから。42度以上の高熱が続くと、障害を受けた細胞が元に戻らなくなってしまいます。確かに、体温が40度を越えた時点で危機感を感じて、なんらかの対処方法をとりますよね。ちなみに、一部の体温計では、測定温度が42度を超えると、表示部に「0」が表示され、測定範囲外が告知されます。

逆に、最低で測れる体温は32度までとなっています。体温が32度以下になると意識が朦朧とし、30度以下になると意識がなくなるといわれています。
寒い環境の中で、体の中心部の温度が35度以下にまで低下することを「低体温症」といい、雪山で遭難したり、冷たい水に長く浸かる状況にある場合、寒い環境で体熱が奪われて体温が急激に下がった結果、体の震えや皮膚血管の収縮といった症状があらわれます。さらに体熱が下がってくると、体温の低下、各臓器の機能の低下といった症状が進行します。
軽度の症状であれば炭水化物を含んだ温かい飲み物(葛湯・お汁粉・コーンスープなど。お酒やコーヒー、紅茶は禁止)を少しずつゆっくりと与えるのが良いようです。

健康的な人の平熱は36.5〜37.1度といわれていますが、乳幼児は平熱でも高い傾向にあります。これは、体温調節機能が不十分で、熱がこもりやすいためであり、また、高齢者になると、体温を維持する力が弱いため平熱が低くなります。
最近は、大人も子供も低体温の人が増えてきています。平熱の体温が35度だと低体温といわれます。低体温の状態は、免疫力が低下し病気になりやすいそうです。低体温の原因として、運動不足、睡眠不足、食生活の乱れ、ストレス、エアコンの効いた環境などの生活リズムの乱れから自律神経が乱れてしまい、体温調節がうまくできなくなります。子供も、同様の原因から自立神経が乱れると、集中力の欠如、イライラといった状態になるそうです。

逆に体を温めることで免疫力がUPします。積極的に運動をしたり、バランスのとれた食事をとる、温かい飲み物を飲む、お風呂にゆっくり浸かるといったことでも効果はあるようです。
気になった方は、是非一度自分の体温を測って、平熱を知ってみてはいかがでしょうか?「低体温かも」と思った方は、できることから始めてみてくださいね。

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