インターンシップ体験者の先輩にインタビュー

竹田 華波さんにインタビュー

自分の幅を広げるチャンスを最大限に活かしてください

Q1:インターンシッププログラムはどのような内容でしたか?

私はCRO1社、調剤薬局2社のインターンシップに参加しました。CROの会社では1dayインターンシップで、全国各地から30~40人ほどの学生が集まっていました。内容は、社長からのお話や医薬品開発業務の概要、治験の流れの講義、グループディスカッションという流れでした。グループディスカッションでは、自分たちが作った架空の新薬について、治験を行うために必要なプロトコールを作成して発表するというもので、興味深く参加することができました。
調剤薬局は2社とも半日のプログラムでした。1社はアロマに力を入れている会社で、資格試験の内容を聞けたほか、アロマの資格試験内容を実践したり自社製品の説明などがあり、もう1社は、匂いと味から漢方薬の名前を当て、薬になじむ実習がありました。あとは社員さんのお話を聞くといった内容だったと思います。

Q2:インターンシップに参加してみての感想をお聞かせください。

薬学部の学生が半数ほどで、ほかには生物系や理工系の人も一緒だったので、他学部での就職活動の様子や、卒業に向けての取り組みなどの話が聞けて参考になりました。またCROの会社では、社長から直接、この業界が始まった約20年前から今までの歩み、これからの展望、グローバル化などの話が聞けたのが良かったです。さらに、仕事の内容を具体的に知ることができたことも良かったと思います。
グループディスカッションについては、大学内であまりそのような経験がなかったことから緊張しましたが、専攻分野の違う学生と話すことで、考え方の違いに気づかされました。薬学部出身の私は、どうしても薬効・薬理の視点から考えてしまうのですが、遺伝子レベルの話を持ち掛けられた時は、アプローチの仕方の違いに面白さを覚えました。また、相手の考えを聞き自分の意見を的確に述べる力が必要だと感じました。

Q3:インターンシップで新たに発見したことを教えてください。

「臨床開発モニター」という仕事にさらに興味を持つようになりました。治験を実施している医療機関を訪問してデータを回収するのですが、さまざまな薬に接することができる楽しさがありそうだと感じました。現場で働く方たちを見ても、「プロジェクトを成功させたい」という一つの思いに向かって、チームで力を合わせて取り組むことへの魅力を感じました。
また、一言で「CRO」と言っても、会社によって業務の内容には違いがあることを知りました。例えば、治験には4相試験まであり、どの段階まで行っているかは会社によって違うことがある、など、インターンシップに参加しないと発見できないことがあったため、参加して良かったと思います。

Q4:インターンシップ以外に、特に就職活動の役に立ったことはありますか。

病院・薬局実習で学んだことは大きかったですね。薬剤師やMRの先輩、治験コーディネーターの方から業務内容を直接聞けて。実際に働いている方たちの生の声を聞いた体験は意義深いものでした。また、その経験により、興味のあるものに出会えた貴重な実習期間でした。
その時に理解しきれなくても、後日の説明会で「なるほど」と思えたり、理解が深まったりもするので。実習や説明会などの機会は、できる限り逃さずに参加する方が良いと思います。

これからインターンシップに参加する後輩へ向けて、アドバイスをお願いします。

薬局・病院・企業など、薬学系の学生が活躍できる場はさまざま。職種も、薬剤師だけではなく、臨床開発モニターや治験コーディネーター、MRなど、さまざまなものがあります。やりたいことがよくわからないと感じている人は、ぜひ就職活動で、自分の将来にしっかりと向き合ってみてください。興味を持ったものを深く知り、取捨選択していくことで、本当に進みたい道が見えてくると思います。忙しい中だとは思いますが、自分の幅を広げるチャンスを最大限に活かし視野を広く持って、未来を切り開いてくださいね。

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