インターンシップ体験者の先輩にインタビュー

A.Tさんにインタビュー

外資製薬メーカーのインターンシップに参加 負けたくない!インターンシップでの貴重な経験

Q1:インターンシッププログラムはどのような内容でしたか?

私は外資の製薬メーカー2社に参加しました。一つ目の会社では、【臨床開発モニターの仕事はどのようなものか?】という内容のグループディスカッションがありました。具体的には、治験に参加する患者様が一定数集まらない場合はどう対応するのかという課題のもと、病院数を増やすのか、治験期間を延長するのか、あるいは現状の人数で実施するのか、年間の費用はどれぐらいかかるか、薬の剤型は何がベストか、というようなところまで詰めて、グループごとに意見の発表を行いました。
二つ目の会社もグループディスカッションが中心でした。【会社がこの先100年間発展し続けるためには、何を大切にするべきか。どんなマインドで仕事に臨めば良いのか】が大きなテーマであり、その企業の過去と現在を資料で読み解きながら、企業理念と未来の展望を擦り合わせて考えるものでした。こちらは文系の学生も多く参加し、理系の学生とはひと味違う、新鮮な意見をたくさん聞くことができました。

Q2:インターンシップに参加した感想をお聞かせください。

とにかく優秀な学生が多かったので、謙虚な気持ちで学ぼうと思っていました。実際、【マラリアの薬を開発する】がテーマのディスカッションでは、ある大学院生(修士)が、マラリア発生国には現状このような課題があるから、日本の製品開発はこうあるべきだと、薬の機序を盛り込みながら分析していて、完成度の高い意見に私は圧倒されてしまいました。でも冷静になって考えれば、修士の学生には薬剤師としての視点が希薄ですから、薬学を6年間しっかり学んだ私たちこそが、調剤や服薬指導の知識を活かした意見を発信すれば良いのだと気付くことができました。私にとってインターンシップとは、全力で切磋琢磨をした場所であり、一生懸命、がむしゃらに頑張る経験ができたところだったように思います。負けたくない!と就活へのスイッチが入ったことを、今でもハッキリと覚えています。

Q3:インターンシップで新たに発見したことを教えてください。

ランチタイムに、社員さんとお話をする機会がありました。私が興味を持っていた国際ボランティア活動の実情について質問をしたところ、その社員の方は、アメリカの企業と提携して、ネパールやカンボジアなどへワクチンを届ける活動をしていらっしゃるそうで、「あなたも入社すればアフリカへアプローチできるし、それはもう自分次第だと思うよ」と、アドバイスしていただけました。私はアフリカの病院で2ヶ月間、薬剤師のタマゴとして研修をした経験があり、社会人になってもボランティア活動を継続することが目標でしたから、社員さんの話は心に強く響きました。社会貢献活動などの取り組みは、パンフレットやWEBサイトに掲載されていますが、その実態はなかなか掴み切れないところもあるので、インターンシップの際に質問をしてみると、新たな発見や気付きがあるのではないかと思います。

インターンシップの体験が就職活動にどのように役立ちましたか?

私は外資の製薬会社の開発モニター職を志望していたのですが、同じ外資でも製品領域が異なる企業のインターンシップにも参加したことで、自分のやりたい仕事が明確にできた気がします。 反省点としては、ES対策が不十分だったため、インターンシップの選考から落ちてしまい、参加できなかった企業が複数あった点です。製薬会社は競争が激しいので、貴社のここが知りたい!こんな話を聞きたい!という強い気持ちをESでアピールできなければ、そもそもインターンシップにも参加できず、就活につなげることも難しくなってしまいます。今ふりかえってみれば、ES作成にはもっと時間をかけるべきだったと反省しています。また調剤薬局やドラッグストアのインターンシップに参加していませんでしたが、行っておくべきだったと少し後悔しています。様々な業界を深く知っておけば、就活に対して大きな視点を持つことができたと思うので、皆さんは時間の許す限り、様々な業界のインターンシップに参加して欲しいと思います。

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