就職活動体験者の先輩にインタビュー

A.Tさんにインタビュー

企業のカラーと自分の強みをつなげてみてください

Q1:就職活動で大変だったことを聞かせてください。

各企業のカラーを見分けることがとても難しかったです。どの製薬会社も「革新的新薬を開発して行かなければならない!」というお話だったので、どう差別化を図って志望動機をまとめれば良いのか迷ってしまい、結局はエントリーする企業を減らして就活に臨むことにしました。企業の“これ!" という特長や強味を理解していないと、“御社のここに魅力を感じているから入社したいです!"というアピールが弱くなってしまいますし、会社のカラーと自分の強みをつなげることができなくなってしまいます。企業研究は本当に大切で、私は理解を深めるために就活生の友達と集まり、インターンシップで得た最新の情報を交換し合っていました。

Q2:就職活動の前にやっておけば良かったと思うことはありましたか?

自己分析です。自分自身がどのようなバックグラウンドをもっているのか、どんなことに興味があるのかを、就活本番前に把握しておくと、志望動機や自己PRを早めに固めることができると思います。
私自身の自己分析は、小学5年から高校1年まで中国の現地校に通っていたことや、大学では学生団体に所属して、アフリカへ2ヶ月間の研修に行った経験があったことから、自分には環境適応能力があるのだろうと考えました。また大学の研究室活動では、医師や看護師と連携することがあり、そうした際のコミュニケーションやディスカッション能力も、自己PRにつなげました。こうした自分の背景と会社のカラーがマッチしたのが、私が内定した企業だったように思います。そしてもうひとつ、SPIは、就活が本格化する前に対策しておけば良かったと後悔したので、皆さんには早めに対策してもらいたいと思います。

Q3:就職活動で役に立ったアイテムなどはありましたか?

自作の就活ノートです。インターンシップや選考で気を付けること、絶対に言わなくてはいけないこと、選考中の反省や改善点などをその都度メモしたり、TODOリストを作っていつも確認をしていました。 またある就活イベントで内定者の方が、自分史年表を書いて自己分析をしたと話されていて、私もさっそくやってみました。自分はどこで生まれて、子ども時代にはどんな出来事があったのかなど、印象的な出来事を拾い出し、年表を埋めました。すると小・中ともに学校が3校ずつ変わったけれど、どんな場所でも友達やコミュニティを作ってきたという「強さ」が見つかり、自己PRにつなげることができました。皆さんも自分史年表を作り、自己分析に役立ててみてください。

Q4:就職活動を通して印象に残った出来事、エピソードをお聞かせください。

第一志望だった企業の最終面接で、日本法人の副社長にお会いしたことが思い出深いです。私の履歴書やESを読みながら副社長は、大学3年の夏休みにニューヨークでラーメン屋さんを手伝ったエピソードに興味をもってくださいました。知人に頼まれて「暇だから行きます!」という感覚だったのですが、副社長からは「その経験からどんなことを学んだの?」と聞かれてしまい、その場で必死に考えましたね(笑)。副社長は「私も昔、近くで働いていたよ」と温和に話してくださり、最終面接とは思えないほど緩やかな時間が流れ、私は心のなかで「これは何だ?」と思っていたら、今度は私の研究テーマについて「この解析はどうやってやるつもり?」「調査項目はどうなっているの?」という鋭い質問が続きました。最終面接は30分ぐらいだったでしょうか。集中力が切れないよう、最後までしっかり話そうと必死でしたね。ちなみにニューヨークのラーメン屋の件は話が弾んだので、ESにはいろいろと書いておいて良かったなと思いました。

後輩の皆さんへ就職活動へのアドバイスをお願いします。

就活の面接は選考が進むと面接官の役職が上がり、緊張の度合いも大きくなるので、面接前はリラックスするよう心掛けると良いと思います。また面接では、「ご兄弟との関係は?」とか、「小学生の時のエピソードは?」といった変化球もありましたし、「ストレス対策は何をしていますか?」という質問もあったりするようです。質問の幅が非常に広いですから、それに答えられるよう、今までの人生をふり返ったり、自分はどういう人間なのかを、友だちや家族に聞いてみるのも大事なことのように思います。
就活を通して私は、結論ファーストの話し方が身に付き、企業独自の課題をいくつもこなすうちに、自分の見せ方みたいなものが、自然と上手くなって行ったと感じています。開発職として働く意志も強くなって行きました。就活は自分を大きく成長させるチャンスでもあるので、悔いの無いよう、頑張って行動してほしいと思います。

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