就職活動体験者の先輩にインタビュー

K.Sさんにインタビュー

現場で自分が何を感じるのか!この気持ちを大切にしてほしい。

Q1:就職活動で大変だったことを聞かせてください。

一番苦労をしたのは時間の配分でした。6年生の4月になると病院の就活が本格化し、加えて大学のテスト勉強と卒論の準備もあり、大きなトピックが三つ重なるスケジュールでした。そのため最初はテスト勉強を軸に据えて、空いた時間を卒論と就活に使っていたのですが、あえなく破綻! そこで三つを同時に回すのではなく、一つひとつを短期集中型で取り組むように変えてみました。その結果、優先順位をその都度変えて、目の前のことに全力で臨むほうが効率的であり、自分には合っていたように思います。

Q2:就職活動の前にやっておけば良かったと思うことはありましたか?

自己分析です。病院実習でお世話になった薬局長が面白い方で、「この実習中に、友達から自分のダメなところを言ってもらおう。そして実習中はダメな部分がひとつでも良くなるように頑張り、自分の魅力もアピールしてほしい」とおっしゃっていました。私は少し恥ずかしくて実践できませんでしたが、今ふりかえってみると、“他人から見た自分"の情報を早くから集めておけば、就活中にもっと自分を表現できたのではないかと思います。
そして自己分析が深ければ、例えば、病院に就職した際に自分のどういう良さが仕事に活かせるかとか、ドラッグストアならここが自分に合っているな、という部分がいろいろと見えてくると思います。自己分析が早い時期に終わっていれば、もっと「伝わる!」ESや履歴書が作れたと思いますし、学生時代のどのエピソードを使うかも、もっと練ることができたように思います。これから就活をする皆さんは、自己分析にかける時間を大切にして、より良い就活にしてください!

Q3:就職活動で役に立ったアイテムなどはありましたか?

大学のキャリアサポートセンターで配布された「就活マナー手帳」です。例えば、病院見学に参加した際はお礼状を書きましょう、その場合のひな形はこれです、という様に、とても便利にまとめられていました。問い合わせをする時の電話のかけ方も掲載されていたので、私はとても助けられました。また履歴書の添削などは、所属しているアメリカンフットボール部や研究室の仲間たちに見てもらい、「自分だったらこうする!」という感じで、率直なアドバイスをもらって反映させていました。

Q4:就職活動を通して印象に残った出来事、エピソードをお聞かせください。

ドラッグストアのインターンシップに参加したときの思い出です。ある学生が遅刻をして会場に入ってきたのですが、実は彼はアフリカからの留学生で、外見もアフリカの青年という風体なので、遅刻したことでさらに目立ってしまい、私はその状況がおかしくて一人で笑ってしまっていました。そして彼が落ち着いた頃に人事の方が、「日本の医療はどういうことが問題になっていますか?」と質問を投げかけました。すると彼はカタコトの日本語で「これからは高齢化社会が大きな問題になってくる・・・」と、淡々と語り始めたのです。彼が日本のことを深く理解していることに驚き、彼にとても興味を持ちました。終了後、彼に話しかけに行くと、九州の大学にいて、研究職を視野に入れつつ、ドラッグストアも考えている、とのことでした。こんな出会いがあるのも就活の面白さですね。

後輩の皆さんへ就職活動へのアドバイスをお願いします。

とにかく時間があったら行動をしてください。そして足を運んだ現場で「自分が何を感じるのか!」という気持ちを大切にしてほしいと思います。私の場合はまず合説へ行って、全国展開しているグループ病院と出会い、その後にグループ病院単体の説明会に行きました。私は性格的に、いろいろな地域へ行って、様々な人を見るのが好きなので、就職も長年住んだ首都圏以外を希望していました。そしてグループ病院の関西エリアを二日で3ヶ所巡り、高度医療を担う病院から内定をもらうことができました。
薬剤師として若いうちからスキルアップをしたい!そう思って病院を志望していた私でしたが、最終的にこの病院を選んだ理由は、見学に行ったときの職場の雰囲気が一番自分に合っていそうだなという感覚が決め手になりました。薬剤部の温かな雰囲気が、厳しい仕事に臨むうえでの“安心材料"になった気がしています。
就活生の皆さんも、現場に立ったときの感覚や気持ちを大切にしながら、積極的に動いてほしいと思います。
ちなみにこのグループ病院は、北は北海道から南は沖縄、さらにへき地や離島でも働くことができ、沖縄担当の薬剤部の先生は「沖縄が最高です、ぜひ来てください」と、全力で語ってくださっていました。その熱すぎるほどのパワーがとても印象に残りましたね。数年後には沖縄で、頑張って働いているのかも知れません!(笑)

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