就職活動体験者の先輩にインタビュー

S.Kさんにインタビュー

自己分析とは「人生の棚卸し」。自分と向き合い、考え抜く姿勢が大切

Q1:就職活動で大変だったことを聞かせてください。

就活中に体調を崩しがちだったこともあり、ESを30~40社ほど書くことが本当に大変でした。まずは自分なりの“ES基本形”を作り、大学のキャリアカウンセラーにお願いしていた添削を反映させつつ、同時に企業研究を深めて改良を重ね、各社ごとにESをブラッシュアップしていく。この一連の作業は、風邪をひいた時にはとても苦労したので、体調管理にはくれぐれも注意を払ってください。
加えて私は自己PRで、大学で漢方研究部の企画係を務めていた経験から、協調性や自制心の強さをアピールしたのですが、採用担当者の反応は今ひとつ芳しくなく、自己PRの話の組み立てにも苦労をしたので、就活生の皆さんにはぜひ、押しの強いエピソードと深堀した企業研究の内容とを上手につなげて、話を組み立てていってほしいと思います。

Q2:就職活動の前にやっておけば良かったと思うことはありましたか?

やはり自己分析ですね。じっくり自分と向き合い、どんな仕事ならやってみたいか、どんな仕事は難しい、どれだけの賃金がほしいか、将来どんな街に住みたいか、自分の長所・短所はなにか、など。就職先を決めるうえで重要なことを、しっかり腰を据えて、考えておくことが大切だと思います。自己分析とは、言わば「人生の棚卸し」をするようなものなので、きっちり考え抜くには時間が必要ですし、卒論や国家試験の準備に追われる日々のなかでは、そうしたことを考える余裕が無くなってしまいますので、早い段階から将来について考え始めるとよいと思います。

Q3:就職活動で役に立ったアイテムなどはありましたか?

合同説明会の会場は熱気がありますから、冬場でも結構汗をかくと思います。また複数のインターンシップに参加するのであれば、替えのワイシャツは複数枚あったほうが良いと思います。清潔感のある見た目は相手に好印象を与え、自分にも自信がもてますので、きちんとした身だしなみを心掛けてほしいですね。
就活生のカバンについては、基本的に手提げスタイルが多いと思いますが、私は別途「負い紐」を購入して、肩掛けカバンにもできるようにしていました。こうすれば両手が空くので、合説会場でもメモが取りやすく、とても便利でした。皆さんもぜひ、やってみてください。

Q4:就職活動を通して印象に残った出来事、エピソードをお聞かせください。

私は実務実習と就活のピークが重なってしまい、スケジュール調整の気疲れからか、就活シーズンに3度も風邪をひいてしまいました。ただそのおかげで、自分が選考に臨んでいた調剤薬局へ、患者側の立場で訪問することができました。衛生材料やOTCが充実し、ジュースサーバーも完備されていたりと、とても好印象でしたね。現場では接客も服薬指導もしっかり行われており、企業研究をしていた通りの良いイメージがもてました。
就活中はこの調剤薬局の説明会で、次期社長とされている役員の方のお話を聞く機会もあり、この企業ならこれからも業界をリードして行くのではないかと感じましたし、自分自身も薬剤師たちをリードできる人材になり、店舗マネジメントにも挑戦してみたい!と思うことができました。CRO業界から調剤薬局へ志望は変わりましたが、ベストな選択ができたと思っています。

後輩の皆さんへ就職活動へのアドバイスをお願いします。

インターンシップも合同説明会も、自分の足で現場に立って見聞する姿勢を私は大切にしてきました。ただその一方で、SNSでさまざまな情報が飛び交っているのも事実です。私は結局、未加入に終わりましたが、製薬会社の臨床開発とCRO職を志望する学生たちの間には、自然発生的にライングループができて、最終的に約300人程度が参加していたと聞きました。SNSの情報ですから真偽のほどは曖昧ですが、この情報をありがたいと感じた人もいたはずです。今の時代、就活についてもとにかく情報量が多いので、情報に振り回されないようにしてほしいと思います。あくまでも自分の考えを軸とし、確度の高い情報を取捨選択することが大切だと思います!

インタビューTOPへ