マツモトキヨシグループ

医薬品部門(調剤・OTC)の売上高
2,158億7,000万円(※)
※ドラッグストアマガジン2018年7月号

長年に渡りドラッグストア業界を牽引しているマツモトキヨシグループ。
成長し続ける理由の一つに、薬剤師が中心となってHealth&Beauty を提供する文化がある。
今や海外で働く薬剤師もいるほど将来のキャリアが広がっている。

予防~治療~介護をワンストップで展開

厚生労働省より地域包括ケアやセルフメディケーション推進の一環として打ち出された「健康サポート薬局」の構想は、薬剤師が健康相談に応じて医薬品や健康食品、食生活、運動、在宅医療など、健康情報を幅広く提供する環境を整備すること。つまり、調剤業務だけでなく国民の健康管理の担い手として業務の幅を広げていくことが必要となる。医療費の高騰や介護給付費を抑えるには健康寿命の延伸とセルフメディケーションの推進は欠かせない。また、在宅医療の推進にも期待が高まる中、マツモトキヨシグループでは会社全体として力を入れている。「matsukiyo LAB」における予防~治療~介護のワンストップでの展開や地域の医療機関との連携を図った緩和ケアへの参入、調剤業務の効率化・かかりつけ薬局をサポートする調剤サポートプログラムの展開など経営戦略を確実に形にしている。

調剤事業の強化、拡大

経営における重点戦略のひとつが調剤事業の強化、拡大だがその特徴は最新の設備機器の導入と1店舗あたりの薬剤師数の多さ、教育体制の構築を連動していることだ。調剤部門における売上高は、年々増加しており、その割合は全部門合計を上回っている。matsukiyo LABは三大首都圏を中心に出店しているが、30分圏内に最新の設備機器を導入して健康相談会などの対人業務に特化した健康サポート薬局や地域の介護施設と連携して在宅医療を推進する健康サポート薬局を出店して、相乗効果を発揮することにより、地域住民の健康の維持・増進を積極的に支援するモデルを構築している。matsukiyo LABの出店や運営は一定以上のノウハウを構築できたため、今期~来期に掛けて全国的に広げる予定だ。また、OTC部門においては2017年1月から施行されたセルフメディケーション税制の影響も寄与して前年より数量が伸びている品目が多数ある。長年に渡り業界を牽引してきたマツモトキヨシグループだが今後も経営基本方針に掲げられている通り、常に新しい価値の創造とまごころを込めたサービスを提供することにより、美と健康の分野においてなくてはならない企業を目指し続ける。

将来のキャリアをアピールできる「キャリア面談」をスタート

前述した「matsukiyo LAB」の展開やDI(ドラッグ・インフォメーション)業務、調剤事業、在宅医療、緩和ケアの推進などは薬剤師を中心に行われている。しかし、それだけに留まらないのがマツモトキヨシグループのキャリアフィールドだ。同社では一見、薬剤師以外の職種が担うケースが多いと認識されがちな商品開発は入社1年目から業務を兼務したり、他にも経営企画、内外美容、海外事業にも薬剤師が携わっている。拡大する東南アジアへの出店も薬剤師が大きく貢献しており、一昨年からは現地に駐在して薬剤師が活躍している。毎年、多くの薬学生が「幅広く活躍できるキャリア」を求めて同社を志望するが、その希望を叶えやすくするために「キャリア面談」を開始している。全従業員に面談を行い「希望する店舗」や「希望する業務や部署」を聞いている。面談を行うだけでなく、毎年一定のジョブ・ローテーションを行っている。マツモトキヨシグループの特徴は間違いなく人材力であり、次世代の原動力となる薬学生を待ち望んでいる。

グループ理念「1st for you.」の思い

マツモトキヨシグループは、共通のコーポレートメッセージとして「1st for you.」を掲げている。これは「あなたにとっての、いちばんへ。」という意味を持っており、「あなた」とは会社の運営に携わる全ての人を指す。近年では女性だけでなく男性も育児休業や育児短時間制度を利用するなど時代の変化に対応している。このメッセージには仲間と一緒に働くことに喜びを感じ、社会に役立つ人として成長して欲しいとの期待が込められている。これからも全社員が利用できる制度を構築しながら働きがいのある会社を目指している。

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